選抜を見に行った話

来年は就活だし、それ以降はおそらく社会人として働いているだろうから中々時間が取れないと思ったので昨日行ってきた。2015年にプロ野球を見始めて、確か2016年くらいから高校野球を見るようになったので、約五年、画面越しに見ていた甲子園である。全国の高校球児がそこに抱く憧れとは比べることもおこがましいし、同じ土俵に立ってるはずもないけれど、それなりの感情を持って、行くことを決めた。現地に行くということは、つまり現地に行くということである。

チケットを買ったのは5日前くらいで、5chのスレでまだチケットを買えるっていう情報を見てから調べだした。たまたまバイトがなくて空いてたからちょうどいい日にちでチケットを購入。新幹線は帰りだけ予約して行きは当日に学割で買うことにした。というのも学割のための証明書を大学に頼んだのがギリギリで間に合うか分からなかったから、別のサービスで安く予約しようと思って実行に移した結果、帰りだけ予約できたが行きはできず、行きだけ正規の値段で行こうとしたら、ぎりぎりで証明書が間に合った(ここまで一息)。めちゃくちゃ頭悪そうな文章が出来上がってしまった…。

当日朝、5時半過ぎに起床して出発。特にトラブルもなく新幹線の駅へ到着し切符を購入した。この時にクレジットカードを使ったんだけど暗証番号を二回連続で間違えて若干受付のお姉さんに呆れられた。すまんな受付の人、そもそも間違えた番号打ってたわ。新幹線内で食べる朝ごはんとして稲荷ずしとおにぎりセットを買っていざ出発。新幹線内はそこそこ人がいて三列シートの廊下側に座った。早速ご飯を食べようと思ったがなかなか食べることが出来ない。それは何故か。社内の空気が食べる雰囲気ではなかったように感じたからである。スーツの人ばっかでご飯を食べている人もいない。そんななか私服の自分が呑気に稲荷ずしを食べることが出来ただろうか、いや出来ない。結局、少しの間周りを伺い、通路挟んで右後ろの人が何かを食べ始めたのでそれに便乗することにした。もっとテレワーク浸透しろ。あと社会人の雰囲気をだすんじゃない。

途中で窓側に移動して少しすると、カップルが隣に座ってきやがった。朝から真横でイチャイチャするのを肌で感じながら英単語を覚えていると新大阪に到着した。新大阪の駅はとんでもなく広かった。途中移動するときのエスカレーターで人が右側に立ってるのを見て、関西ってそうやったわと思い出した。というか何で関東と関西で逆になるんや。言葉はまだ理解できるけどエスカレーターの立ち位置が逆なのは理解できん。それで車は左通行なんでしょ。まじでなんでやねん。

電車を乗り継いで甲子園の最寄に到着。駅を出ると広場があり、その奥に甲子園が見えた。6年位前のまだ野球に興味があまりなかった時に甲子園の入り口辺りまで来たことがあったが全く覚えていなかった。ちなみにその時は近くのチケット売り場で入場券を買おうとした記憶がある。結局入ってないので買わなかった、もしくは変えなかったのかもしれないけど。この時点で10時30分前。入る前に周りの人に頼んで写真を撮ってもらった。あと近くのローソンで飲み物を買ったんだけど、そのローソンが阪神とコラボしてるのか色が黄色でビビった。

チケットをもぎってもらい中に入ると、そこは紛れもなく甲子園だった。やっぱり画面越しじゃない生で感じる甲子園はすごい。広い広いと聞いていたので逆にそこまででもないなと思った記憶がある。着いたときはちょうど第一試合の終盤で0対0。何故か8回裏だと勘違いしていたら一二塁からのタイムリーで試合が終わった。テレビでは見られないアルプスの応援の人たちがはけていくのだったり次の選手たちがキャッチボールしたりしてるのを見るのが新鮮だった一方で、逆に試合後のインタビューとかリプレイが見れなかったのが普段と違って不便だなぁとも思った。

次は大阪桐蔭智弁学園。雨で一日延期したおかげで見ることが出来た。西谷監督が遠くに見えたんだけど、めちゃくちゃでかくて草生えたわ。試合は大阪桐蔭の暴投とかエラーが目立ってたな。周り、特に前の席に座ってる人たちが露骨に大阪桐蔭を贔屓してて、それは別にいいんだけどなんだかなぁと思った。高校野球プロ野球の贔屓見る感覚で見られないよ。大阪桐蔭が得点したときは拍手すごいのに智弁学園の時は微妙なの悲しい。でも負けてる側ってのもあったかもしれない。これで智弁学園が劣勢だったら逆だったかも。やっぱわからん。大阪桐蔭智弁学園かどっちか忘れたけどもう少しでホームランだったあの打球はすごかった。あとは9回のライナーダブルプレーからの三塁打ね。あの三塁打はファールだと思ってたんだけどプレーが続行してビビった。それと智弁学園のジョックロックも聞けた。次は生演奏のジョックロックを聞きたい。ジョックロックだけじゃなくて他のもね。

次は広島新庄対上田西。締まった投手戦であまり展開がなかったのでめちゃくちゃ眠かった。なので少し球場内を歩き回ったりカレーを買って食べたりした。うまい。12回裏のツーアウトまでいったからタイブレーク見れるかとワクワクしてたんだけどあっさりとタイムリーで終了。試合の途中から西日がきつすぎて打球の行方が分からなかったんだけどこのサヨナラタイムリーも例にもれずどこに飛んだかもわからないまま終わってしまった。印象に残っているのは上田西がアルプススタンドに向けて挨拶しているときに、ずっと一人で投げ続けてたピッチャーが泣き崩れたこと。頭下げてから泣き崩れて、そのままほかのチームメイトが顔を上げて起こすまでずっとしゃがみこんでた。泣ける。

終わってから自分の席以外からいろいろ移動した。写真を撮りたかったのにバッテリーが切れてしまったせいでできなかった。モバイルバッテリーを持ってきてたのにスマホにつなぐケーブルをもってこなかった。無能すぎる。しばらくの間いろいろな角度からグラウンドを堪能してから甲子園を出た。

帰りの新幹線の券はスマホがないと手に入れることが出来ないから急いで電気屋を探してケーブルを入手。そこで呪術廻戦のフェスみたいなのやってて親近感というか謎の感覚を得た。行きと同じ経路で新大阪に戻る。駅に着いたらまず券を入手しようと所定の券売機を探すも見つからない。あそこ広すぎるのが悪い。ようやく見つけたと思ったらパスワードが分からない。事前に調べておけよ俺。時間が迫って焦りながらもやり方が分かって券を入手した。その後はお土産を探した。ごごいちの肉まんを頼まれていたのでまずはごごいちに。想像以上に並んでいてさらにビビったが何とか買えた。その次に夜ご飯用の駅弁を買った。自分が欲しいと思った弁当は売り切れていたが、似たようなカニの弁当を購入。そして駅構内に入り新大阪でしか買えない堂島ロールを買った。あと漬物も買った。出発時間が数分後に迫った時に、新幹線の券についた飲み物サービス券を使うために階段を駆け下りてキオスクでレモンサワーを買い、ぎりぎりで戻る。マジであの時は瀬戸際すぎて焦ったわ。

帰りはこだまだったので時間がかかったけど単語を覚える時間にはちょうど良かった。周りに女子大学生らしきグループとかカップルばっかりでしゃらくさかった。最寄りついてエスカレーターの左側に立った時、やっとホームに帰ってきたんやなってちょっと感動したわ。軽く外国言った気分になってた。甲子園で近くに座ってた親子とかケーブル買ったときの店員とか駅弁買ったときの店員とかが関西弁喋ってるのが異国語みたいな感覚。そして自転車に乗り帰宅。

総評、とても楽しかった。がこれは自分が画面越しに見てた甲子園の70%くらいだと思う。歓声もみんな抑えてただろうし吹奏楽部もいなかったからね。この30%はだいぶでかい。売り子が声出してなかったり、マスクつけてるかつけてないかを確認して注意したりする人も練り歩いてて感染対策を結構頑張ってた感じやな。あと書きたいことといえば、ファウルボールを取りに行く子供とその親。アナウンスで自分の席から離れてファウルボールを取りに行くなって言ってるのに走り回ってるやつらがいた。最初は気にしてなかったんだけど途中から気になりだした。最初は子供だけでやってたからまあギリ許容できたけど、途中でその子供たちに父親らしき人が話しかけてたのを見て引いた。感じ的に父親主導でファウルボール集めてるようだった。きしょすぎる。まあ何もわからないからこっちの想像だけどきしょすぎるでしょ。ああいうやつらが転売したりするんだろうなぁという偏見が生まれた。本当は純粋にファールボールを欲しいだけなのかもしれんが、それはそれであかんやろとなる。言われてることは守れ。まじで腹立ったわ。